ロータリー精神の深化で成長を楽しもう
この度、浅学の身でありながら、2022~2023年度 栗東ロータリークラブ 第39代会長を務めさせて頂くことになりました。まだまだロータリー歴も浅く、駆け出しのロータリアンで浅薄さの身でありますが、皆様のご指導を賜りながら精励してまいります。よろしくお願い申し上げます。
3年に及ぶ 「新型コロナウィルスパンデミック」 は沈静化に向かうのか、まだまだ不透明で経済活動との調整が難しい状況下、「ウクライナ危機」 “戦争”という事態が引き起こされました。この困難が人為的なものであることを考えると、実に残念で憤りを覚える行為です。グローバル化した現代社会では、国や地域を超えて世界規模で結びついており、遠い異国の話ではなく楽観視できません。コロナパンデミックやウクライナ危機が必然的なものであるとすると、これを人類がどのように克服 していくのかというのは、課せられた試練ではないかと思います。
国際ロータリーの使命は、世界理解、親善、平和を推進することであり、ロータリーが困難な時にこそ行動を起こす人々からなる組織であることを認識し、強く倫理と高潔さを育成・実践したいものです。
2022~2023年度 国際ロータリー会長 ジェニファー・ジョーンズ氏は、テーマを『イマジン ロータリー』とされました。国際ロータリー初の女性会長ジョーンズ氏は『想像してください。私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。』と呼びかけられてます。
また、2022~2023年度 尾賀康裕 地区ガバナーは、『感動、感激、そして感謝』をスローガンとされ、ロータリアンとしてそれぞれの居場所で実践を楽しみましょう!と勧奨されてます。 このような世界的困難に、我々栗東ロータリークラブが直接目に見える形で貢献できることは少ないように思いますが、改めて、奉仕と親睦を更に推進し質を高めていきたいと思います。
2022~23年度 栗東ロータリークラブテーマは、『ロータリー精神の深化で成長を楽しもう』といたしました。世界規模の危機、リスクを前にして、我々にでき得ることはロータリー理念の展開・拡大であり成長させることが国際社会の中での責任だと思います。
それまでは全くかかわりの無かった人達が会員となって、親睦を深め、ロータリー理念・活動を実践していくことは高潔で楽しい、これこそが『奉仕の理想』に繋がるものと思っております。 人や国が内向きになり、他に関心を向けなくなった、関係ないものとして傍観的になってしまったことが世界規模危機の一因であるように思います。
国際ロータリーでは、『DEI・・・ D:Diversity(多様性)、E:Equity(公平さ)、I:Inclusion(包摂)』を既に行動規範としています。 栗東ロータリークラブでも、多様性、開放的で公平な組織を目指し、ロータリー精神を会員、クラブ、地域に深化(進化)・拡大させていくことで、成長を楽しめるものと考えます。
重点目標
一. 会員増強に努め、純増 5 名 とする。会員数は活動をするうえでスケールメリットとなり大きな要素と考えます。 『DEI』を促進し、増強に努めます。
一. 例会、委員会活動、同好会活動を活発化する。コロナ感染症によって制限された例会、各種活動を楽しく活発にする。
一. 栗東生活支援協議会への支援を更に広げる。取り組みをPR、広報することで支援を拡大する。
一. 40周年記念事業実行委員会を立ち上げ、総力を挙げて準備し、成功へ導く。